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「今までの中で一番ソーシャルでないSNS」
多くの人がこう口にする、今話題のキュレーション系SNS『Pinterest(ピンタレスト)』。
「ソーシャルでないSNS」という言葉の通り、まさに、“言葉すらいらない”ともいえる新しい形で、SNS界に新風を吹き込もうとしています。Tech Crunch によると、昨年末時点で前の6ヶ月間から40倍ものトラフィック(アクセス数)を生んでいるそうです。なぜ、今これほどまでにPinterestが賑わいをもたらしているのでしょうか?
Pinterestとは、一言で言うならば、ヴィジュアル(画像)に特化したSNSです。
自分が撮影したり、ウェブ上で見つけてきたりした、お気に入りの写真をボードと呼ばれる画面にpin(貼り付け)していくことで、ボード内に自分の世界観を表した写真がスクラップされていきます。
また、他のユーザーの写真で気に入ったものがあれば、likeをつけたり、repin(自分のボードに貼り付け)することも可能なので、文字ではなく写真を通して世界中の人々とコミュニケーションをとることができるのです。
一度、Pinterestの画面を開けば、スクラップされた写真が目に飛び込んできます。
画面をスクロールさせながら写真を眺める。従来のSNSでは必須だった“書く”と作業はほとんどなく、“見る”ということのみで楽しめるサービス。
これがPinterest最大の魅力であり、同時に、多くの人がPinterestに魅了される理由はここにあったのです。
ボード上に貼られる写真はさまざまですが、ブランドの新作アイテムやお手本にしたいコーディネート、ネイルアートやショップのポスターなどを見かけることが多い気がします。というのも、Pinterestは男性に比べ、圧倒的に女性利用者が多いという特徴があり、なおかつ、好きなだけ写真を眺めていられるということは、ファッション雑誌を読む感覚と似ています。
実際、私もさまざまな知人にPinterestの話をしてきましたが、圧倒的に男性より女性の方が関心を示していました。
参考)なぜ女性はPinterestに心を奪われるのか? ChristianityTodayより(英語サイト)
http://blog.christianitytoday.com/women/2011/11/women_are_visual_too_1.html
そのため、海外では早くも、女性をターゲットにしている企業から注目を浴びています。
大手チェーンデパートのノードストロームでは、自社が販売している商品の写真をPinterest上で公開し、そのまま自社サイトへとび、商品を購入することができるというサービスを始めました。 ニュース雑誌、タイムマガジンでは、コラムニストのプロフィールを写真付きで紹介したり、雑誌のカバーを公開したりして、Pinterestを利用した広報活動を盛んに行っています。
言葉ではうまく伝わらなかったり、違うとらえ方をされてしまったりすることが多い中、ありのままの自分の感性が伝わる写真という方法を使ったサービスは、人と人とがネット上でコミュニケ−ションをとる中で、今後、必然的に必要なものとなってくるでしょう。
また、国内のアパレル企業がPinterestを取り入れ、どのようなサービス展開をしていくのかという点でも、ますます注目していきたいと思います。

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