小島ファッションマーケティング代表 小島 健輔 | 2012年 年始特集インタビュー | アパレルウェブ

ブックマークする
アパレル・ファッション業界の情報ポータル
アパレルウェブTOP > インタビュー特集 > 小島ファッションマーケティング代表 小島 健輔
このエントリーをはてなブックマークに追加 Check
3月11日はどちらに?

会社にいました。揺れた瞬間「関東大震災級の地震がきたな」と。すぐに家族・従業員等の安全確認をとって、帰宅できる社員は帰宅させました。連絡が間に合わずに帰宅に難渋した社員も出ましたが…。

お仕事への影響は?

約一か月半の間、ほとんどの仕事がストップしました。当社主催のSPACは予定通り開催しましたが、それ以外のアポイントや会合、セミナーに新規プロジェクト等、5月半ば頃までの予定は…ほぼ全てがストップまたは延期されました。

ただ、こうした仕事はすべて“後ろ倒し”になっただけで、6月以降から遅れて動き始めましたね。おかげで、夏休み明け頃から非常に忙しくなりました。震災後の店舗の売上も3.11直後から4月頭までは低迷しましたが、それも4月〜5月で取り戻せたようです。計画停電や余震の影響等で都心部の商業施設の打撃が非常に大きかった半面、郊外型SCの売上減少はほとんどなかった。消費者が遠くに行かない…遠距離の移動をしなかったことが影響したと思います。

震災によって変化したことは?

消費者は倫理的になった…じっと手をみて、更に「等身大」であることを求めるようになってきました。生活行動圏を小さくしてエコな暮らしをする。一時期流行した“ファスト消費”は、今やすっかり影をひそめました。自分の気にいったものをじっくり選んで長く着ようという風に“衣料消費”は変化したと思います。

個人的には、自分が確立した見識や技術体系等をどのクライアントにどう伝えていけばいいのか…誤解を恐れずにいえば「無駄な仕事」はせずに、全体的な仕事量は若干減らして、しっかりと“伝えることができる”クライアントの仕事に集中して取り組んでいこうと思いました。

逆に、今持っている見識や技術体系を受け取るクライアントがいない分野に関しては、クライアントを開拓して、それらを伝えていきたいと思っています。

 
前へ | 1 | 2 | 次へ
【プロフィール】
小島 健輔(こじま けんすけ)
小島ファッションマーケティング代表

ブログ「プロフェッサー小島健輔の言いたい放題」 : http://www.apalog.com/kojima/

感性に依存しがちなファッション業界にあって、客観的なデータに基づくマネジメントを提唱し、現場の技術革新を起点とした経営戦略を訴え続けてきたビジネス・エンジニアである。
ファッションビジネス、流通業から外資SPAまで及ぶ多彩なコンサルティング、ブランド/小売業態から商業施設までのプロデュース活動の一方、経済紙誌、業界紙誌にも寄稿。
Copyright (C) apparel-web  サイト内の文章、画像などの著作権はapparel-webに属します。文章・写真などの複製、無断転載を禁止します。
アパレル・ファッション業界情報サイト