アーティスト「Saori@destiny」とファッションブランド「galaxxxy」のコラボ | アパレルウェブ

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  アーティスト「Saori@destiny」と
ファッションブランド「galaxxxy」のコラボ


モジュレーション・シンセをフィーチャーし、新たなエレクトロニカダンスミュージックを提示するSaori@destiny。
混沌(カオス)ながらも軸がぶれない「DENPA!!!」のパッケージとして重んじられるものに、ファッションがある。アニメや漫画のイベントとなると、真っ先に挙げられるのはコスプレ。

そのコスプレが、いわゆるサブカルチャーが持っていた頭でっかちで何でも物事を斜めに見てしまう偏った思想と同じく、アニメや漫画というカルチャーへの偏見を感じさせる原因となっていたのは確かである。

しかし、「DENPA!!!」は、そのコスプレさえも、あくまでパーティーファッションの一部としてみてもらえばいいと、推進する事も排他する事もなく受け止めた。その上、また新たなファッションを打ち出す事を忘れていないのが、「DENPA!!!」の抜け目がないとこである。

普段使いから夜遊びまでめいっぱい楽しめるをモットーにしたファッションブランド「galaxxxy」とのコラボは、それを象徴するものだといえる。

50's〜90'sからザッピングしたシックでエレガントな世界とネオン管飛び散るスペイシーな世界の同居を実現して、挑戦的な世界観を目指す「galaxxxy」は、まさしく「DENPA!!!」と相性がピッタリである。「DENPA!!!」のロゴがモチーフにデザインされたオリジナルTシャツは、そのイメージを特定させるわけでなく想像させる理想的な結果に。

出演者のひとりであるSaori@destinyも新作のアートワークや衣装など様々な形で「galaxxxy」とコラボレーションしている。
そのキャンペーン名は「Saori@galaxxxy」。アートワークをgalaxxxyのデザインチーム、YumYumMummy!が全面プロデュースし、ジャケットはもちろん、オフィシャルHPやポスターなどの全てのアートワークがgalaxxxy仕様に。
衣装は、テーマを「エスニック」に定め、より統一性を出したものに。Saori@destiny×galaxxxyコラボTシャツもgalaxxxy限定で一般販売される。「DENPA!!!」に関わる全てが何かしら繋がりを持つ事で形を成していっていることが、よくわかる。

「DENPA!!!」がプロデュースした
コンピレーションアルバム「DENPA!!! -電刃見本市-」


では、ここまで世界観を的確に創り上げた「DENPA!!!」が今後すべき事とは何なのだろうか? 「DENPA!!!」のレギュラーイベント活動休止の理由のひとつに、やりたい事、ためしたい事が形となってできあがってしまったという事が挙げられる。

アニメや漫画のカルチャーと、エレクトロニカなどの音楽を主体としたカルチャーを繋ぎ、ファッションカルチャーとも融合させ、多くの人に新しいカルチャーの誕生を知らせた「DENPA!!!」。絶頂期を迎えたともいえる中、そこで満足をするわけではなく、また新たな動きや方向性を模索するために一番のネックであるレギュラーイベントをあっさりと休止にしてしまう潔さ。
そのスイッチの切り替えの早さには、正直驚いてしまう。
新たな動きのひとつとして挙げられるのが、「DENPA!!!」がプロデュースしたコンピレーションアルバム「DENPA!!! -電刃見本市-」である。
 

コンセプトは、ずばり「DENPA!!!」の教科書を作る事だという。つまり、確信犯的なアルバムである。というと「DENPA!!!」レギュラーイベントのファンだった人間からすると再開までの楽しみであり、後追いで「DENPA!!!」を知った人間からすると、このアルバムで雰囲気を掴む事ができる。
復習でもあり予習でもある、すなわち本当の意味での教科書。そして、このアルバムは「DENPA!!!」が「DENPA!!!」である事に意識的になっている。

つまり、パブリックイメージに捉われて自分の首を絞めてしまう事が、カルチャーのムーヴメントで多いという事を理解できている。だからこそレギュラーイベントを活動停止したのであり、その事を吹き飛ばすかのように、「DENPA!!!」に抱かれているわかりやすいイメージを、そのまんま表現する事に成功している。決して背伸びをしていない、ありのままを詰め込んでいる。そして、何よりも面白いのが、全曲「DENPA!!!」でかかっている曲といった縛りではなく、「DENPA!!!」をイメージさせる楽曲というコンセプトを忠実に守り、新たにミックスなどで創り上げた楽曲が含まれているという事。なので、これはれっきとしたオリジナルアルバムである。

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