JAPANファッションのポテンシャルについて | 山中健のWorld Report Vol.2 | コラム | アパレルウェブ

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山中健のWorld Report
2009.8.25 Vol.2 >>バックナンバー
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Vol.2 JAPANファッションのポテンシャルについて

日本には数多くのカテゴリーのファッションがありますが、それらは世界でどのように展開されており、どのようなポテンシャルがあるのでしょうか。私が欧米やアジアで継続的に行っているフィールド調査で感じたことを述べたいと思います。

デザイナーズは欧米&日本同時発信で、アジアへ

パリやNYのファッションエリア、高級百貨店では、パリコレで注目を浴びているブランドをよく目にします。コムデギャルソン、ヨージヤマモト、イッセイ、ツモリチサト、アンダーカバー…。欧米の「エレガント&セクシー」とは一線を画す世界観で存在感を出しています。

また、ここ数年目立つのが、メンズのデザイナーです。キミノリ・モリシタ、ミスターハリウッドなどは、著名セレクトショップなどでよく見かけます。

欧米の高感度な顧客が集まる店でこれらのブランドが取り上げられていることは、日本人として誇らしい気持ちになります。しかし、ビジネスで考えるとどうなのでしょうか。

これらのブランドは、マーケットの上澄みを対象としているため、より多くのマーケットに向けて発信していく必要があります。そうなると、上澄みをターゲットとするブランドは、世界戦略をとるしかなく、その発信基地としてパリやNYに店を構えているのですが、それ単体では、ビジネスにはなりません。
 
【 NYのヨウジヤマモト 】
すこし前までは、日本国内への波及効果もありましたが、欧米志向が薄くなってきた日本においては、そのメリットも少なくなってきました。これらのブランドは欧米&日本同時発信で、アジア市場の上澄みを狙っていく必要があるでしょう。

POPカルチャーは欧米へ

欧米の高感度な顧客が集まる店でこれらのブランドが取り上げられていることは、日本人として誇らしい気持ちになります。しかし、ビジネスで考えるとどうなのでしょうか。

これらのブランドは、マーケットの上澄みを対象としているため、より多くのマーケットに向けて発信していく必要があります。そうなると、上澄みをターゲットとするブランドは、世界戦略をとるしかなく、その発信基地としてパリやNYに店を構えているのですが、それ単体では、ビジネスにはなりません。

すこし前までは、日本国内への波及効果もありましたが、欧米志向が薄くなってきた日本においては、そのメリットも少なくなってきました。これらのブランドは欧米&日本同時発信で、アジア市場の上澄みを狙っていく必要があるでしょう。


【パリのヴィクトワール広場にあるキティちゃんショップ】

【お茶会に集まったパリのロリータ達】
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ファッションビジネスコンサルタント 山中健

大手百貨店、外資系ファッションメーカー、大手コンサルティングファームを経て、ファッションビジネスコンサルタントとして独立。マクロデータ分析、店舗調査、生活者調査などの徹底したリサーチをベースとし、マーケティング及びMDのコンサルティングを行っている。
2009年よりアパレルウェブコンサルティングファーム上席研究員として、活動を開始。「日本のファッションを世界に」を実現するために、欧米、アジア、国内のファッション市場調査活動を実施中。2008年度 経済産業省 アジア大洋州課 受託事業「アジアトレンドマップ」のディレクションを担当。

ファッション・アパレル企業向け海外進出サポート・コンサルティング | aw-research
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