アンリアレイジ(ANREALAGE)|東京コレクション 2013ss | アパレルウェブ

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アンリアレイジ
(ANREALAGE)
コレクションTOP(Collection Top) > 2013春夏 東京コレクション(Tokyo Collection) > アンリアレイジ(ANREALAGE)
アンリアレイジ(ANREALAGE)  森永邦彦デザイナーの「ANREALAGE(アンリアレイジ)」は「BONE」をテーマに据え、次なる10年の背骨になりそうな骨太のコレクションを披露した。傘の骨やビルの骨組みのように、普段は布やコンクリートに覆われて意識しない「骨」をあえて表に出して、内と外をひっくり返した。リアルと非現実をブランド名自体に併せ持つこのメゾンらしい試みだ。

 かつて洋服にも「骨」があった。重たくてかさばるスカートをあでやかに膨らませ、形を整えるために、鯨の骨で枠組みをこしらえたクリノリンやパニエが必要だった。腰回りの何倍もあるような豪華なドレスの張りは内側でクリノリンやパニエが支えていた。今回のコレクションではこういった縁の下の力持ち的存在だった骨組みをスカートの外に出して、陽の当たる存在に変えた。

 ミニ丈の花柄ワンピースの上から、まるで一回り大きい鳥かごをかぶせるように、格子状の骨組みで包んだ。目の粗い骨組みはワンピースから離れているので、隙間がたっぷりあって視覚効果で華奢に見え、過剰にふくらんだ袖やサーキュラーに広がった裾は古風なエレガンスを薫らせる。

 前半の骨組みは目が粗く、がっしりしていたが、ショー後半へ向かうにつれて徐々に目が細かくなっていった。平面的になり、やがてレース飾りのような見た目に変わって、服と同化していく。デザイナーは「どんどん引き算を重ねて、肉を抜いていった」と言う。最後には布地に吸収されて繊細な模様に姿を変えた。それは一見、プリントのようにも見えるが、実は別々。だまし絵風の重ね着だ。

 気がつけば、レースのように透けるサマーコートが目の前にあった。レーザー加工で切り抜いた模様は手鞠(まり)のようにも箱根細工のようにも見えた。細密画のごとくに目が細かいから、風が素肌を吹き抜け、夏のレイヤードルックでも心配なさそうだ。加工はソックスにも施され、何万目にも及ぶ手間が気品のある風合いを立ちのぼらせていた。

 日本の服は平面的、2次元的だと言われる。畳めばぺったんこになってたんすに収まる着物に由来するフラット性は、最初から立体として存在する「洋服」とは異質の性質を帯びる。立体性、3次元性を支える骨組みをあえて主役に選んだ今回の着想は日本ファッションの固有性を際立たせるという点でも興味深く映った。

公式サイト :http://www.anrealage.com/
Photo by Koji Hirano
Text by Rie Miyata
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